うつ病・抗うつ薬の体験談を320件ほど公開しています(2020.7.25 現在)

うつ病の体験談【周りの理解】

実際にうつ病を体験された方の体験談を載せています。

私は約1年前にとある出来事がきっかけで心療内科に通うことになりました。もともと落ち込みやすかったり気にしやすかったりする性格でした。私は現在の主人と前に務めていた会社で出会い、入社した年にお付き合いすることになりました。上司からは公認の仲で仕事も比較的いろんなことを任せて頂いていたので、どちらかといえば順調といえる生活を過ごしていました。


そんな中で、私と彼の間に子供ができ、私は妊娠しました。それ自体は嬉しいことでしたが「妊娠したことは会社には安定期になって報告するもの」という考えがあり、妊娠初期は誰にも報告することなくいつも通りの生活をしていました。私たちの職種は医療系なので人を抱えたり、重たいものを持ったりする機会が多かったです。妊娠が発覚しても今まで通り仕事をして過ごしていました。

すると、3回目の健診で「あかちゃんの姿はあるけど心臓が動いていない」と先生から言われ、稽留流産をしてしまいました。医師からは「自然に出てきてくれたらいいけど、出てこなかったらあかちゃんを人工的に出さないといけない」という説明をされました。その日は「あかちゃんの心臓の音が聞ける」と楽しみにして病院に行っていたので、先生の言っていることがよくわかりませんでした。

病院の駐車場で待ってくれていた彼に先生に説明された内容を話すと彼も泣いていました。正直妊娠すれば生まれてくるという考えが私の中にあり、こんなにも早くあかちゃんとお別れすることになるとは思っていませんでした。受け入れられませんが、妊娠したこと自体を会社にも報告していなかったので他の人に話す必要がなかったのはよかったです。

しかし、そこから仕事中でも気分が落ち込んで自力ではあげられなかったり、職場の朝礼中に急に涙が出てきてしまったりと不安定な状態でした。さすがに上司にはバレてしまい女性だったので打ち明けました。上司は「きつかったね」とと一言だけ残し、変に気を遣われることもなく接してくれました。

それでもやはり精神状態が安定しなかったのか、夜寝る前になると涙が止まらず寝不足になり、人前でも笑うのがきつくなり、診療内科を受診しました。そこで抗うつ薬を処方してもらい薬の量を調節しながら少しずつ回復していきました。

私の当時の職場には以前精神科病院に勤めていた上司がいたので、服薬している薬の名前を聞いただけで、私の現状を理解してくださり飲みに誘ってくださったり、彼と私と3人でどうでもいい話をして笑わせてくれたりと本当に助かりました。彼もなるべく一緒にいる時間を作ってくれたり、夜に不安になってしまうので私が寝るまで電話をしてくれたりと、周りの人たちから支えられていたおかげで今は薬もやめることが出来ました。感謝しています。