うつ病・抗うつ薬の体験談を320件ほど公開しています(2020.7.25 現在)

うつ病の体験談【気がつくとうつ病になっていた話】

わたしは現在24歳で、フリーランスとして活動しています。

現在もうつ病は完治していませんが、どうにか普通の方と同じように生活するまでには回復しました。躁鬱ではないか、と疑われ始めたのが中学生の頃です。うつ病ときちんと診断を受けたのは、大学に入ってからのことでした。

中学2年生の頃、学校に通うのが嫌で毎日保健室に行っていたところ、養護教諭からスクールカウンセラーに会うことを勧められました。そこで色々話していくうちに、「もしかしたら心の病気かもしれないね」と言われて自分が病気かもしれないと気がつきました。

もともとポジティブな方ではなく、何でもネガティブに考える癖がありました。それもあって、とにかく毎日死にたい、と思っていたのです。

すぐに病院に行けばよかったのですが、親に言っても理解されないと思っていました。また誰だって嫌なことくらいあるのに自分は病気に逃げてずるい、という気持ちがあっていけなかったのです。

高校進学してからも高校のスクールカウンセラーには通っていましたが、病院には行きませんでした。

そして大学に入って、カウンセラーの方から今なら年齢的な問題で親に言う必要もないから一人で病院に行きなさい、と言われて病院へ行きました。大学へ通う途中めまいで線路に倒れかけたこともあり、さすがに一人で抱え込むのも限界だったと思います。

当時はうつ病である自分を認められず、うつ病は甘えなんだ、という考えを持っていました。人には言えずずっと一人で抱え込んだままで、親にすらうつ病だと明かしたこともありませんでした。

仮に明かしたとしても、自分の場合は楽しいことは楽しめるタイプのうつ病だったので、うつ病であるという理解もあまり得られなかったのではないかと思います。

大学卒業後、親に病気を明かしていなかったこともあって無職でいる訳にもいきませんでした。どうにか就職はしましたが、結局学生の頃以上に自分を苦しめる羽目になり、そのまま一年程度で退職することとなりました。

元々の性格と、自分の認知のゆがみによって長年かなり悩まされてはきましたが、今は一人で仕事をしているのもありますし、きちんと病院にも通っているためか、以前に比べればだいぶん楽になり、また死にたいと思うことも少なくなりました。

おそらく、わたしのように自分をうつだと認めたくない方、うつである自分を責める方は結構いるのではないかと思います。すぐには難しいですが、うつである自分を認めて、なるべく早く治療に専念していただければと思っています。

また、まだまだ社会では鬱に関する理解が少ないのも現状です。

わたしはなんだかんだでうまくいきましたが、年齢の低い子どもが病気を親に隠し通すのは難しいですし、何より一人で抱え込むのは本当に危険です。そういった子たちを受け止めてくれる、しかるべき機関がもっと増えてくれればなと思っています。