うつ病・抗うつ薬の体験談を320件ほど公開しています(2020.7.25 現在)

うつ病の体験談【知らぬ間に追い込まれていた精神状況】

実際にうつ病を体験された方の体験談を載せています。

私が外資企業に転職した時の経験段です。転職した企業での配属先の部署は、本当に企業全体からも目をつけられているほど、トラブルを抱えている状況だったのです。

一応、前任者からの引継ぎをしっかり受けられるということだったのですが、その前任者自体がもう既に、かなり精神的に危険な感じの方(仕事のストレスで、嫌味や皮肉、愚痴ばかりを言うような方)で、
正直、まともな引継ぎなんてされていないような状況でした。
なんなら、私の存在自体も、早くやめさせようという感じの発言が多かった気がします。

しかし、転職ということもあり、その方からの引継ぎがあまりしっかりできていなかったとしても、持っていた土台の知識があったので、なんとか耐え抜きました。

そして1ヶ月半ほどして、前任者が退職し、いよいよ独り立ちです。
それまでの抱えていたトラブルを解決すべく日々、11時12時までの残業は当たり前、自宅でも仕事をしているような状況になっていました。

もともと負けず嫌いだったり、トラブルがあるくらいの方が、絶対結果を出してやる!と思ってしまうような負けず嫌いな性格ではあったのですが、
そんなに毎日残業をしているにもかかわらず、前任者が辞めてから、全く引き継いでもいなかったし、聞いてもいなかったトラブルが出るわ出るわで、
後任のポジションの人として、私宛に、どんどん、聞いてなかったトラブル案件が降りかかってくる状況になりました。

ただでさえ、残業して、かなり無理なペースで、仕事も覚えてこなしているのに、まだあったのか!というほどたくさん出てきたのです。
なんでこんな自分がやったことでもないことで、こんなに苦労を負わされているだろうと何度も精神的にもきついと思いましたし、
どんだけ頑張っても出てくる前任者のトラブルにかなり追い込まれていっていたのです。

しかし、そこは持ち前の負けず嫌いでなんとかやり切って、全て解決していきました。
そんな生活が8か月ほど続いた頃、やっとこさ、あらゆるトラブルも解決し、むしろ、それだけトラブル部署と目を付けられていたポジションが、
今度はいい意味で、どうやったらここまで生産性のあるやり方ができたのだと注目されるほどになっていたのです!

その時は、あんだけ苦労したけど、ここまで来れてよかった!とかなり自信につながっていました。

そして、それからというもの、どんどん自分いる部署は企業全体にも好成績を収める部署にまでなっていたのですが、
そうなったらそうなったで、今度は、今まで見えていなかったトラブルも出てきてはいる状況で、世界全国で展開している企業だったのですが、
前任者のトラブルとは比にならないほどのもう自分では解決できるレベルではないトラブルにも何度も遭遇する日々になってきていたのです。

そのころにはいくら自部が結果を出せていたとしても、あまりになんでこんなことになるの?と思うことが続く毎日でしたし、
やればやった文だけ仕事を増やされるような状況にもなっていて、精神的にも、肉体的な疲労もさすがにピークを迎えていたのです。

あまりに多忙な日々で、休みの日も仕事ということもあったり、友達と会うなんて時間もとれずに生活をしていたこともあり、
ストレスをうまくコントロールできない精神状況にあったのです。
夢の中でも仕事をしていたり、仕事のフラストレーションを夢でまで見る始末。

しかし、給料はそこそこよかったのと、持ち前の負けず嫌いだけで、何とかしないととすべてのトラブルを自分で抱え込むようにまでなっていったのです。
上司に相談しても、簡単に解決できる状況ではなかったですし、私個人ではまとめられるわけもないトラブルではあったのですが、
日々の業務で困るのは自分だったので自分でなんとかするしかないと躍起になっていました。

そんな時に、今度はもう日本の部署はトラブルが解決して、安定したので、人件費の安い中国にこの部署の仕事は受け渡すとの話がエリアを統括している方からありました。

つまり、今いる部署は閉鎖して、新規で中国のオフィスでその業務はやるので、今その部署にいる方は日本の他の部署にいってくださいという話です。

これだけ頑張ってきたのに、その一言で、仕事を奪われた!とかなりのショックを受け、そのころに具合がおかしくなっていったのです。
本当に仕事に毎日捧げていた状況で、ストレスフルな環境だったとはいえ、誇りを持って結果を出してきたのに、
いきなりそれを取り上げられて、他の部署で違う仕事をしてねと言われたわけです。

その瞬間に一気に何かが崩れたような気持ちになり、涙が止まらなくなりました。これだけやっても結果出たら、もういらないってこと?
他の人でもできるしってこと?とそんなことばかり考えてしまい、とうとう、毎朝、泣きながら出勤をしたり、仕事にいくのすら億劫になったり、ついには笑えなくなり、外に出るのが怖くなり。。


もう無理の限界だったんでしょうね。結局、自分でもこの状況はまずいと思い、心療内科に駆け込んだら、見事にうつと診断され、そのまま、
出社禁止の話になり、休職申請をすることになりました。

そのままもうその外資には顔を出すことなく、辞めました。今は心療内科のカウンセリングなどのおかげもあり元気に復活しましたが、
あんなり無理して結果ばかりにとらわれてやってきた仕事は、誇りでもあり二度と同じ状況にはなりたくないです。