実際にうつ病を体験された方の体験談を載せています。
女房に先立たれた男は弱いものです、年を取ればとるほど大変だと思います。女房に先立たれた男は長生きしないというのはそんな所からかもしれません。
私の場合は、長い間行基だった女房にし馴れた時に、私は、脳出血で、半身まひが残り、身体障害者になっていました。一人でほとんどのことは出来たのは幸いな事でした、その時年齢は57歳でした、障害の為、仕事もやめていたので、初めは自由気ままに暮らしていたのですが、やがてすることもなく、生活資金も大変になってくると考える事が多くなって着るのです、この先のことなどを考え出すと眠れない事も増えてくるのです。
私の場合は、自分で食事を作る事もできたので、食事はだいじょうぶだったのですが、自分で料理を作ったことのない様な男性が一人になった時にとても大変だと思います。しかしこれから先の事を考えた時に、将来性が全く見えてこないことくらい辛い事はないのです。
同年代は、まだまだ仕事に精を出している世代なのです、それなのに自分は何もできないという事はつらい事です。そんな事を考え出すと男は弱い物だと思います。
ちょっとしたはずみで、自殺をしてしまいそうな気になってしまいそうなのです、私の場合もそうでしたが、初めに自分が、自分の変調に気づいたの出で、助かったのだと思います。
自分で自分の事をまだ冷静に見つめる事が出来たのでしょう、自ら精神科の病院へ行くことが出来たのです。自分で気づくくらいだったので、軽い症状だったのだと思います。
病院から処方された薬で、気分も落ち着き楽になってきて今に至っていますが、早く気づいたことで、行動を起こす事が出来たのだと思います。遅れていたら、危ない場面もあったのだと思います。
うつ病になると思い状態になる前だと、治療も簡単なのでしょうけれど、重くなると一人の生活では難しいことも多くなると思います。自分を自分で判断出来る様に心に余裕を持てるのなら、病気にもならないのかもしれませんが、自分の精神状態にはいつも気を付けている必要があると思います。
そのために一人にならずに、友達との交流を続ける事が大切だと思います。いろいろな事を、話をすることで、気がまぎれる事が良くあります。そうして自分の中にたまった、不満などを減らしていくことができるのだと思います。
決して、人間は一人では生きてはいけないのだと思います。そのためには必要なのは、友達です、今回私は自分の変調に気づき自ら病院へ行くことが出来て、今は落ち着いています。自分を追いつめることなく、余裕を持って生きて行くことがとても大切だと思います。