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うつ病の体験談【社会人2年目の絶望】

私は社会人2年目でうつ病を発症しました。それまで、大きなストレスがなかったわけではありません。

保育園で両親が離婚し、小学校でいじめられ、中学校で不登校になり、高校は定時制に入学できたものの、最初の方にまたいじめられ、なんとか就職して頑張ってきました。

しかし、会社に入社してすぐ、祖父が数千万の借金を抱えていることが発覚しました。バブル期にたくさん買った土地を持ち続け、お金が払えなくなっても、何も手続きをせずそのままにしていたことが原因で、多額の借金に膨れあがっていたのです。

当時は事務の仕事をしていたので、月給は手取り10万ちょっと。少しでも収入を増やそうと、夜は居酒屋で働き、睡眠時間はかなり短くなりました。いつしか、体の疲れが取れることなく、いつでも眠たい状況がずっと続く生活が続きました。

また、体力的にも限界でしたが、昼職の電話対応や、夜の居酒屋での先輩からの嫌がらせ等も重なり、精神的なストレスもかなりのものでした。

そんな生活が続いて、まず症状として現れたのは、微熱が続いたり、風邪をひきやすくなったことです。そのあと、異常に体のダルさが続きました。

それだけでなく、頭というか、脳も腐っていくようなだるい感覚に襲われ、明らかに今まで体験したことのない感覚に、スマホで自分の症状を調べるとうつ病という病名が出てきました。

心療内科を調べると、薬をたくさん出すところや、人気で1ヶ月待ちのところもあり、どれを選んでいいか分かりません。しかし、その時は電話で予約するという行為が出来ず、ネットで予約できる家から車で50分ほどの距離にある病院を予約しました。

結果的に、その病院は先生や看護師さんも優しくよかったのですが、うつ病は未だに治りません。薬をもらって数ヶ月し、日常のダルさはなくなったものの、1人で外出することも難しく、小さなストレスでも大きなダメージをくらってしまい寝込んでしまうという日々を過ごしています。

仕事はもちろん出来ず、家事もたまにしか出来ず、うつ病にいいとされる運動もやる気の浮き沈みが激しく、なかなか続けることができません。

うつ病を発症した当初は、もっと気軽にすぐ治るものと思っていたのですが、自分自身、何故こんなにうまくいかないんだ、何故まだ治らないんだというもどかしい気持ちでいっぱいです。

ストレスを感じ続けること、睡眠時間が少ない生活を続けることは、今後の人生を壊すと言っても過言ではないと思います。皆さんには気をつけてほしいです。