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うつ病の体験談【結婚を機にうつ病】

私は神奈川県秦野市に居住している大手電機メーカーに勤務しているサラリーマンです。

20歳代は、現役のエンジニアとしてバリバリと働いていました。そのお糧で、忙しい毎日を過ごしていました。

33歳、以前から交際をしていた女性と結婚することになりました。

結婚相手の女性は、多少わがままなところがありましたが、いいところだけを注目して配偶者として選びました。

しかし、結婚してしばらくすると、2週間に一回程度の割合で彼女が些細なことで真剣に怒りだすのです。

そのうちに彼女から怒られるのではないかとビクビクしながら過ごす毎日でした。

そんな状態が続き、毎日心配事を抱えたように不安になり、夜も寝れなくなりました。

医者に行くと、「睡眠障害」とのことでした。

お薬を処方してもらってなんとか眠れるようになりましたが、半年くらい経つと効き目がなくなり始めました。

おまけに、日中に不安感が募り、胸がドキドキするような症状になってしまったのです。

主治医に相談すると、「不安障害」だったらしいです。

これも薬をもらって服用することでなんとか過ごしていました。

しかしそれから1年経った頃、会社に行くのがしんどくなりました。

再度主治医に相談したところ心療内科に行くことをすすめられました。

その日から主治医が心療内科医となりました。

心療内科医は、私の話を聞いて「うつ状態」と診断しました。

世の中で言う、うつ病ということらしいです。それから抗うつ剤を服用することになりました。

主治医は、うつ状態になるほどのストレス要因は仕事と考えていたようで、会社を休職することをすすめてきました。

私は医者の言う通りに会社を休職し自宅療養を始めました。

自宅療養中は、妻から世間体があるので日中は図書館に行って欲しいと言われました。

その後、図書館通いの日々が続きました。

休職期間は半年間でしたが、その後会社に復帰することになりました。

しかし、その3年後にまた会社に行くのがしんどくなり、再度休職状態となりました。

その際は1日入院をして徹底的に調べてもらったのですが、その時の診断結果は双極性障害でした。

さすがに主治医も、私のストレス要因が家庭にあることを分析していて、休職時には一人で実家に帰ることになりました。

実家療法はとて効果があり、スムーズに治療ができました。

休職期間は1年間で、再び会社に行き始めましたが、家の居心地は悪く、このまま結婚生活をつづられるのか不安に思いながら生活しています。