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うつ病の体験談【風邪のようになるうつ病】

風邪を引くかのようになるうつ病。そう言われた事があります。確かにそれを言われ納得してしまいました。

本当に誰にでもうつ病はなる気がします。数年前までは、正直うつ病を馬鹿にしていました。マイナスに考えすぎなのではないか、そんな人とは友達になれないと思ったこともありました。しかし、実際に自分がなってみて、「なるほど」と感じました。

もちろん個人差はありますが、不安がどんどん襲ってきて、平常心を失います。この不安をどうしたらいいのか分からなく震えて泣いてとてもつらかったです。

私の場合は、[治そうとする気持ち]と[うつ病との付き合い方]と[周りの助け]があって大分落ち着いてきました。周囲は私の異変に気付いてはいません。ちょっと変わった子という風にしか見えていないようでした。

でも、自分がうつ病を持っている事は家族と親戚にしか打ち明けませんでした。幼稚園のママ友に教えてしまったらもう話題の種で嫌がらせなどが待ち構えているからです。

いくら仲良くても人の変わり様は恐ろしくて中々信用するまでにはいきません。特にママ友は難しいです。なので、家族と親戚だけにしました。

家族である主人でさえも始めはそんなの簡単に治ると思い相手にしてくれませんでしたが、私がかかった病院の看護婦さんにかなりキツめに怒られてしまったそうです。すぐ近くにいるあなたがそれではいけないと。

私自身もすぐ治ると思いたかったけれど、なかなか簡単にはいきませんでした。なので看護師さんが主人に言ってくれた事は本当主人を変えてくれました。

家事も育児も協力的で体を休める時間を作ってもらい、ほぼ一日中寝て過ごす日々が続きました。
1ヶ月たった頃です。食事をちゃんと取れるようになりました。かなり体重も減っていました。楽しく会話を出来る様になったのは、3年ぐらいかかりました。

人とコミュニケーションをとる中で私がストレスに感じるものがありました。それは、敬語を使うことです。敬語を使う中で相手に失礼がないか私はよく頭を悩ませていました。
私は本当に必要な時だけ敬語をつかうようにしたのです。

自分の中で行える小さな事をコツコツとやり出来た時は、頑張ったご褒美で自分を褒めています。達成感があり本当色んな事が平気になっていく事が今はとても嬉しいです。次は簡単なお仕事にトライしてみたいです。