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うつ病体験談|大学生の時に日常動作ができなくなった経験

大学生のころ、日常の当たり前だった動作ができなくなり、誰にも相談できないまま追い込まれていった体験談です。死にたい気持ちや危険な行動に向かいかけた経験を経て、病院へ通い、服薬しながら現在も向き合っている経過が語られています。

体験談の要点

大学生のころ、歯を磨く、入浴する、起きるといった日常動作ができなくなりました。誰にも相談できないまま苦しみ、死に関する思いや危険な行動に向かいかけた経験を経て、病院へ通うことを決めました。現在も通院と服薬を続けながら生活しています。

大学生のころに当たり前ができなくなった

私がうつ病になったのは、大学生のころです。それまで当たり前にできていたことが、まったくできなくなりました。

怠けているだけだと言う人もいるかもしれませんが、怠けたくもないのに、ただ純粋にできない状態でした。気合ではどうにもならないほど、とにかく苦しかったです。

歯を磨けない、入浴しなければと思ってもできない、起きられないなど、必要だと理解しているのにどうしてもできない日々が続きました。

体の重さと人といる時間の苦しさ

小説で「鉛を呑み込んだような」という表現がありますが、まさにそのイメージでした。胸元からお腹にかけて重く苦しく、朝目覚めたときも胸のあたりが重たく感じて起き上がれないほどでした。

景色や人の顔に黒いもやがかかっているような感じがして、それだけで気分が重くなりました。表情筋が動きにくくなり、笑顔も作れなくなりました。

家族や友人といる時間も苦痛になり、相手の話を聞いている最中に叫んで逃げ出したくなることがありました。周りには優しい良い人が多かっただけに、その時間を楽しめない自分は最低だと思い、自分を責めてしまいました。

誰にも相談できず危険な行動に向かいかけた

私は、自分が精神を病んでしまったことを、両親にも友人にも恋人にも相談できませんでした。

相談することで気を遣わせてしまうかもしれない、嫌われてしまうかもしれない。そんなことが頭をよぎり、どうしても打ち明けられませんでした。未だに誰にも言えずにいます。

大学生活の中で人間関係に思い悩み、それがきっかけで精神が病みました。毎日毎日、死んでしまおうと思っていました。

ある日、ふっと何も感じなくなりました。散々「死にたい」「もう嫌だ」という考えで頭の中を埋め尽くしていたのに、何も感じなくなった代わりに、通学時、駅のホームから飛び降りようとしていました。それも無意識にです。

私が事を起こしてしまう前に、近くにいた見知らぬ人が止めてくれたので我に返りました。その瞬間、自分の精神の危うさに気づき、病院に通うことを決めました。予約の電話は泣きながら話していました。

通院と服薬を続けながら向き合う現在

当たり前に話していた友人との日常会話が苦しくなりました。当たり前に食べていた朝食が食べられなくなりました。

当たり前に毎日聴いていた音楽を聴くのもつらくなりました。当たり前が当たり前でなくなるたびに、自分はもう普通ではないのかもしれないと、絶望感に打ちひしがれていました。

私は今でもうつ病ですが、通院と服薬のおかげでだいぶ回復傾向にあります。けれども、完全に治ることはないかもしれないとも思います。一度うつ病を患えば、これから一生付き合っていかなければならないのではないかと、ぼんやり考えて生活しています。

できなくなってしまった「当たり前」を、また「当たり前」に戻すため、奮闘して生きています。

まとめ

大学生のころに日常動作ができなくなり、誰にも相談できないまま死に関する思いを抱え、危険な行動に向かいかけた経過が語られています。見知らぬ人に止められたことをきっかけに病院へ通うことを決め、現在も通院と服薬を続けながら、日常を取り戻そうとしている状態が示されています。

※このページは個人または家族の体験談を紹介するものであり、特定の薬の効果や安全性を保証するものではありません。薬の使用、増量、減量、中止については、必ず医師や薬剤師に相談してください。

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