うつ病・抗うつ薬の体験談を500件以上公開しています

うつ病体験談|職場のいじめでうつ病になった父を見た子供時代

職場でのいじめをきっかけにうつ病になった父親と、その影響を子どもとして受けた方の体験談です。

体験談の要点

  • 体験談の主体:小学生の頃、うつ病だった父親と暮らしていた方
  • 父親の背景:祖父の会社で働き、身内という理由で周囲からよく思われていなかった
  • 職場での文脈:副社長と経理の女性による噂やいじめがあったと後から知った
  • 家庭での影響:父親が怒鳴る、殴る、蹴るといった行動をし、語り手は強い恐怖を感じていた
  • その後の理解:社会人になる頃、父の行動とうつ病、職場での出来事がつながって見えるようになった
  • 現在:父は会社を辞めて自分で起業し、少しずつ回復して温厚な人になった

子どもの頃に見ていた父親

私の父親がうつ病を持っていました。私が小学生頃の話で、今から20年近く前の話になりますが、今でもはっきりと覚えています。

私の父は祖父が経営する会社で働いていたのですが、身内ということでコネ入社と言われ、周りからあまり良いように思われていなかったようです。

そもそもの原因は、父を嫌っていた副社長と経理の女性が、父の根も葉もない噂をばらまいていたことが原因だったようですが、当時小学生だった私にはそんな父の事情は全くわかりませんでした。

小学生の頃の私にとって、父は「突然怒鳴り殴ってくる怖い人」という印象しかありません。

お酒を飲んだ時、私と妹が少し大きな声を出して遊んでいた時、うまく本読みができない時など様々でした。本当に些細なことを理由に怒鳴り始め、殴ってきました。それも私だけです。

だから私はずっと父が嫌いで、怖くて仕方ありませんでした。子供の頃、誰かが腕をあげると殴られるのではないかと、頭を抱えて守る姿勢を反射的に行うほどだったので、後に思えば心の底から怯えていたのだと思います。

後からつながった父の事情

今では、そんな父と普通に接し、話すことができています。その全ての原因が「うつ病」のせいだったのだと知りました。そして、うつ病のきっかけとなったのは、勤めていた祖父の会社の副社長と経理の女性であったことを理解し、私は社会人になる頃にやっと父親と和解できました。

父がうつ病だった頃、会社でのいじめはとても酷かったようです。父をいじめていた経理の女性が、私や妹をたびたび遊びに連れ出していたこともありました。父はその女性が私たちに父のことについて探りを入れているように思えて、気が気ではなかったようです。

そんな理由から父はうつ病になり、経理の女性と出かけていく私が父のことをペラペラ話していると思い込んで、殴る蹴るの行動につながったようです。

当時は意味もわからなく、父によく「ベラベラ話すんじゃない」と言われながら殴られていた記憶もあります。全て後になって、そういうことだったのかとつながりました。

父の回復と今の思い

父がうつ病を患っていたのは約10年くらいだそうです。祖父もその間に亡くなり、会社は副社長が引き継ぎました。それから父は会社を辞め、自分で起業し、少しずつ回復していったそうです。

今は昔の父とは違い、温厚な人になりました。休日にたまに実家に帰ると嬉しそうに出迎えてくれますし、お酒も一緒に飲みます。もう、うつ病ではないのです。

小学生の頃、たくさん殴られて、蹴られた時のことを私はまだ覚えていますが、父はほとんど覚えていません。うつ病というのは、人格さえも変えてしまう恐ろしい病気です。

そんな病気から父が立ち直ってくれて良かったと、本当に心からそう思います。

まとめ

職場で追い詰められた苦しさが家庭に持ち込まれると、本人だけでなく家族、特に子どもにも深い影響が残ることがあります。暴力や強い恐怖を感じる状況では、家族だけで抱え込まず、医療機関や相談窓口、身近な支援者につながることが大切です。今すぐ誰かに話したいときは、相談先をまとめたページも参考にしてください。

※このページは個人の体験談を紹介するものであり、特定の薬の効果や安全性を保証するものではありません。薬の使用、増量、減量、中止については、必ず医師や薬剤師に相談してください。つらさが強いときや今すぐ誰かに話したいときは、相談先をまとめたページも参考にしてください。

気分の落ち込みや考えすぎを
ひとりで抱え込みやすい方へ

Awarefyなら、毎日の気分・思考の記録、コラム法、AIとの対話、セルフケアの振り返りをまとめて管理できます。
まずは無料版で使い心地を確認し、継続して使いたい場合はWEB経由の年間プランを検討できます。

  • 無料版あり
  • 気分・思考を記録
  • AI対話に対応
  • WEB版にも対応

※料金・割引・対象プランは変更される場合があります。申込み前に公式ページの最新情報をご確認ください。
※Awarefyは医療機関による診断・治療の代わりではありません。通院中の方は治療を中断せず、必要に応じて主治医へ相談してください。