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うつ病の体験談【研究室で人生の辛さを学んだ話】

私は今年の4月から大学院に進学する理系学生です。

大学を卒業し、進学が決まったわけですが、その道のりはなかなか厳しいものでした。

ここでは大学卒業までの辛かった体験、そしてそれをどう乗り越えたかを書きたいと思います。

理系の研究室と聞くとどういったことを思い浮かべるでしょうか?

朝から晩まで続く研究や泊まりでの研究と言った様な話を聞いたことがあるかもしれません。

確かに私の通う大学でもそういった話は聞きます。

しかし、これは分野によって大きく異なるのです。

私の専攻は情報系!

最近よくリモートワークという単語を耳にしますが、リモートによる作業が最も進んでいる分野です。

よって研究室に拘束されることはありません。

さらに私は研究室選びの際、やりたい事に加え、教授の人柄でも選びました。

ですので、配属が決まった4年生の初めの頃は充実した大学生活が送れると確信していました。

夏以降のことでした。

私に対して教授の用いる言葉が少しずつ厳しくなっていくのでした。

「本当はこういうこともやって欲しかった」から「なぜこれをやらなかったんだ」へ変わり、「○○の考察はいつも初心者レベルで止まっている」と言われてしまいました。

その頃は卒業や学会の締め切りも迫っていて、教授のギアはさらに上がります。

教授からは研究室1年目の私にできるのかわからない様なタスクを次々に与えられ、こなせなかった際は「プログラミング初心者なのか」と叱られました。

この様な日々が続き、まず私は食べ物をあまり欲さなくなりました。

そして、タスクをこなせるのかや、先生に何を言われるかわからない不安から、夜眠れなくなりました。

続けて眠れるのは2時間ほどで、真冬なのに汗でびっしょり。起きるたびに着替えてました。

この様なストレスを感じることがあれば、人間動けなくなる時間があります。

私もベッドにうずくまっている時間や、朝体を起こすのもだるいと感じてしまう日もありました。

しかし私がこの体験から学んだのは、やれるだけのことをやらないと楽になることは無い、ということです。

どれだけしんどくても教授からのタスクをこなす努力をしました。

少し前進するだけで気持ちも楽になります。

また、辛い時は早い段階で周りに相談すること。

私は実家暮らしなので幸い親に相談することができました。また、研究室の同期とも何時間も話し合いました。

今研究や仕事などで辛い思いをされている方がいらっしゃれば、伝えたいことは3つです。

1、周りに相談する。

2、今の状況を整理し、解決までの道筋を考える。

3、とにかく行動する。

辛い時期を乗り越えればいい経験となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。