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うつ病の体験談【薬漬けの毎日から抜け出そうと思っています】

私は今まで、仕事とプライベートは割り切っていましたので仕事でうつ病になるなんて考えてみたこともありませんでした。

そんな私が、仕事の過労・ストレスでうつ病を経験してしまったのです。そのうつ病にどういう経緯でかかってしまったのか、どう回復してきたのか、ということを私の実体験を通じて紹介したいと思います。

これはかかった人にしかわからないのですが、治ると思っても、中々治らない。薬もたくさん飲んで常に頭の中にもやがかかってるような状態になるのです。そしてそれが何度となく再発を繰り返し、仕事に行くことが非常につらくなってしまったのです。

人生、生きている意味が分からなくなり、経済的にも収入が落ちてしまう。そういう先の見えない日々を過ごしていました。とうとう仕事も嫌になって会社を辞めてしまいましたし、転職しようとしても全くうまく行かなかったのです。

この様に、一度なってしまうと負のスパイラルに入ってしまい、中々抜け出せないのがうつ病のつらさだと思います。

そもそも、うつ病の発症する前の私は、大きなプロジェクトを任せられ仕事に没頭していました。

ただ、そのプロジェクトというのが、メンバー構成が弱く、プロパー社員での私の次の年次となると若手ばかり。その他は、外部委託のメンバーという構成だったのです。こんな状態なので、私への負担が一気に来てしまったのです。

仕事の納期は迫ってくるし、プロジェクトは思うように動かない状態はかなりのプレッシャーがかかる状態になってしまったのです。納期間際には日付が変わって1時、2時まで残ることもありました。

丁度、季節の変わり目ということもあり、私の自律神経が崩れてしまったのです。そして、同時期にわたしだけでなく、他にも、社員が涙ながらに、もう仕事ができませんと言ってきて、仕事をする上での問題が起こり、人生相談も受けることが、もう何もかも駄目になってしまったのです。

そして、とうとう不眠症となり、疲れてしまって寝ようとしても、すぐに眼が覚めてしまう。 休日にも、仕事を離れているにも関わらず、ストレスが抜けきれていなく、仕事のことが頭から離れない状態になってしまいました。

心療内科に通い初め、薬漬けの生活がスタートすることになりました。ただ、この病院でも薬をもらっただけで何か変わったわけではなく、むしろ薬漬けの状態になっただけなのです。

今では、徐々にではありますが仕事以外の事を考えることで精神的に楽になり始めています。ただ、どこまで社会復帰が出来るのかは、まだわかりません。この病と上手に付き合う方法があったら、それを知りたいくらいです。