プログラマーとして働き始めた20代の頃、うつ症状によるやる気の低下や、薬を飲めなかった時の離脱症状に悩んだ方の体験談です。
体験談の要点
- 体験談の主体:20代の頃にうつ症状が強く出た方
- 仕事:プログラマーとして社会に出て、日々の勉強が必要な環境にいた
- 主な症状:好きだった勉強やドラマ、食べ物への感覚が大きく変わった
- 薬への経験:手元から薬がなくなり、飲めなかった数日間だけ一時的にやる気が出た
- 離脱症状:1週間ほど薬を飲まない状態になると、耐え難い苦痛を感じた
- 現在の思い:精神疾患のつらさを周囲に伝える難しさを感じている
やる気が出なくなった20代の頃
20代の頃、うつの症状がかなり強く出た時の話です。
うつ病は色々なことで悩まされるのですが、特に強く悩んだことは、とにかくやる気が出ないことです。
当時、プログラマーとして初めて社会に出て会社で働きました。
プログラマーは覚えなければいけないことが多く、日々勉強しなければいけません。
しかし、その勉強をするやる気がまったく起こらないのです。
もちろん、勉強等いろいろなことに関して、普通の人でもやる気が起きないことはよくあることです。
ただ私の場合、学生時代はプログラミングが好きだったので、その時は好んで勉強していました。
しかし、うつ症状が出た時から、好んでやっていたことが途端にやりたくなくなるのです。
毎週とても楽しみにしていたドラマが、とてもつまらなく感じるのです。
大好きだった食べ物を食べても、砂を食べているような感覚で、感覚が激変するのをとても感じました。
薬を飲めなかった時に起きたこと
ただ、うつ病の状態でもやる気が出た瞬間もあります。
それは薬を一度まったく飲まなくなってからの数日間です。
けれどこれは、薬を飲まない方が良いという話ではありません。病院の薬が手元からなくなり、薬が飲めなくなった時に一時的ですがやる気が出たことを覚えています。
仕事のための勉強もはかどりました。薬なんか飲まない方が良いと、その時は思いました。
けれど、それも数日しか続きませんでした。薬を飲まない状態が1週間となると、離脱症状が現れ、苦しくなる一方でした。
横になって休んでいるのに、身体が不快感に襲われます。
痛いとか、気持ち悪いとかの類ではありません。
あの感覚を言葉にするのは難しいのですが、とにかく耐え難い苦痛です。
今思い返すと、薬をやめた時の一時的なやる気は、薬の代わりに体が無理をしたのではないかと思います。
こういう経験から、薬を急に飲むのをやめるのは良くないと思います。
つらさを伝える難しさ
うつ病は他人から理解を得ることが難しいです。
でもこれは、やむを得ないところもあると思います。やる気が出ない状態を怠けと捉えられ、怒られることもあります。
私としては、できるならいくらでも頑張りたい、けど自分にいくらムチを打ってもちっとも動かない状態で、どうしたら理解が得られるのか悩んだ時もあります。
他の病気と違って、病気であるという客観的なデータを示せないですし、自分の見た目にも表れないと思います。
うつ病に限らず精神疾患全般に言えることですが、症状のつらさを他の人に伝える術がほとんどないと思います。
だから、症状を患っている人と健常者の気持ちがすれ違ってしまう。
こういう病気になった時、過去に病気を経験した人で今は健康な人が近くにいてくれるのが一番良いかなと思います。
そしてできるなら、病気を経験したことがない人でもそのつらさを理解してくれる人が増えていけばいいなと考えています。
まとめ
好きだったことへの感覚が変わると、本人にとっても周囲にとっても「怠け」と区別しづらく見えることがあります。薬を飲めなかった時の経験についても、自己判断で中止せず、医師や薬剤師に相談しながら扱うことが大切です。
※このページは個人の体験談を紹介するものであり、特定の薬の効果や安全性を保証するものではありません。薬の使用、増量、減量、中止については、必ず医師や薬剤師に相談してください。
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