高校3年生の秋、進路に悩みながら学校へ行けなくなった体験者は、両親に連れられてメンタルの病院を受診し、抑うつと診断されました。薬を飲みながら専門学校へ進み、卒業後に仕事を始めた現在も、体調と相談しながら生活している体験談です。
体験談の要点
- 高校3年生の秋、進学校で周囲が受験に向かう中、進路に悩んでいた。
- 学校へ行くのがつらくなり、両親に連れられてメンタルの病院を受診した。
- 抑うつと診断され、センター試験は受けられなかったが、専門学校への進学を考え始めた。
- 専門学校を卒業し、現在は理解のある人たちに恵まれて仕事をしている。
進学校で進路に悩んだ高校3年生の秋
私は現在新社会人の20歳の女です。
高校卒業と同時に上京して専門学校に通い、今年の3月に卒業しました。4月からは、専門学校で学んだ分野が活かせる場所で働いています。
鬱を発症したのは高校3年生の秋でした。その時のお話をしようと思います。
私はその時期進路に悩んでいました。私の通っていた高校は、所謂進学校で、6月にインターハイや部活の集大成が終わり周りが受験にシフトしていく中、大学でやりたいことが全く見つからないでいました。
とにかく勉強が嫌いだったこともあり、なぜ通いたいとも思わない大学のために勉強しなきゃいけないのか疑問に感じ、何も勉強できずにいました。本当は、やりたいことがあるのに誰にも言えずに、惰性で「大学に進学する」と言っていたからというのもあったと思います。
学校へ行けなくなり、両親と病院へ向かった
そのまま夏が過ぎ、夏休みはバイトに明け暮れました。秋になりました。周りとの勉強の差も開き、学校に行くのも辛く感じ始め、とうとう学校に行かなくなりました。それまで割と能天気なフリをして過ごしていたので、心配した両親がメンタルの病院に連れて行ってくれました。
そこで抑うつという診断を受けました。自己肯定感が低く、自分をせめてしまう癖に無駄にプライドが高い私は、その診断を聞いてホッとしたと同時に、「私が?!」という気持ちがとても強くありました。
「死にたい」とか「いなくなりたい」とか、そんな感情になったことはなかったので甘えなのではないかとも思いました。薬を飲んでも効いているのか分からない。何もやる気は起きないし病院にも行きたくない。こんな状況で数ヶ月で治るわけもなく、目標としていたセンター試験はもちろん受けることができませんでした。
専門学校への進学を考え、上京を決めた
しかし、自分のやりたいことを考えているときは自然と楽しい気持ちになることができました。なんとか授業日数も足りて、私は専門学校に行きたいと考え始めました。この先のことをプラスに思えるようになったのです。
両親はとても不安だったと思いますが、私の行きたい分野の専門学校は都内にしかなかったので、センター試験のある1月から約2ヶ月の間に上京することを決め、4月から都内の学校に通いました。こう書いていても、かなり勇気のいる行動だったと思います。
卒業後も体調と相談しながら働く現在
今も正直完治したとは言えません。辛くなることも多いし気分が落ちこむこともあるので、薬を飲みながらではありますが3月に専門学校も卒業することができました。
今はとても理解のある方たちに恵まれ、仕事もすることができています。私はおそらく、世間が思ううつ病ではないと思います。仕事もできているし、こうして文章を打つこともできます。普段は普通に生活しているので表では鬱っぽく見られないと思います。
そうは見えなくても、自分と戦っている人がいる事とを理解していただける社会になればいいと思っています。うつ病は思っていたより手強いですが、自分の体調と相談しながら生きて行きたいと思います。
まとめ
この体験談では、高校3年生の進路の悩みから学校へ行けなくなり、両親と受診して抑うつと診断された経過が語られています。センター試験は受けられなかったものの、専門学校への進学を選び、卒業後も薬を飲みながら体調と相談して働いている現在の状況も記されています。
※このページは個人の体験談を紹介するものであり、特定の薬の効果や安全性を保証するものではありません。薬の使用、増量、減量、中止については、必ず医師や薬剤師に相談してください。
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