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うつ病の体験談【私のうつ病体験談】

私は8年前にうつ病と診断されました。うつ病になった要因ですが、過度のストレス、睡眠障害や気力の減少、プライベートで上手くいかず、落ち込みも激しいなどがあげられます。

うつ病と診断される前、元々私はかなり根詰めるタイプで夜遅くまで仕事をしたり、土日を返上して仕事をしたりと、無茶な生活環境で仕事をしていました。

そしてうつ病と診断され、最初に症状が出たのが睡眠障害です。とにかく夜眠れない日々と昼間に眠気が出たりと睡眠バランスがめちゃくちゃでした。それに伴い遅刻や早退などが多くなり、一旦は休職を取ったこともあります。

そして、休職期間内で様々な障害が出てきました。焦燥感、不安感で気持ちが押しつぶされたり、リストカットまでではありませんが自分の顔をビンタで何十回も殴ったりする自傷行為、涙が止まらなくなって処方箋の薬や頓服薬に頼る日々でした。

休職期間が終わり、何とか現場復帰しようと頑張ってきましたが、会社の方針や、現状の状態で復帰するのは難しいと判断され、会社都合で退職になりました。

この出来事も重なり、気持ちがどん底に落ちてしまい、何もやる気が起きない期間が約3年くらい続いてしまいました。

ハローワークへ通いながら障がい者求人などを閲覧したり、求人サイトに自分の履歴を書き込み、自分から仕事を探すようになっても病気をオープン(開示)して働くべきか、それともクローズ(秘密)にして働くべきか悩んでました。

しかし、障がい者求人やホームページで見つけた求人に応募しても、すべて書類選考で落ちてしまったり、面接などがあって、自分が今こういう状態でうつ病なんですと説明すると、ほぼすべての求人は選考を通らなかったり、門前払いがほとんどでした。

当時まだ障がい者就労に関して各会社が疎かった時期で、政府も問題を抱えてた時でもありました。求人に応募して落ちるそんな生活も約3年間あり、諦めかけてた期間もありました。

復帰するために軽めの運動などをして、体力を落とさないよう自分自身でできることは何でもやりました。しかし、うつ病は調子がいいときと悪いときの波が激しいのが難点なのです。

良いときは散歩や軽い運動などができましたが、悪いときは昔を思い出して泣いてしまったり、また無意味な自傷行為を繰り返したり、酷いときには自殺を考えたこともありました。

そのようなことを繰り返し約3年が経ち、現在は、就労支援A型事業所で通所しながら治療を継続して行い仕事をしています。